はじめに
先日、海外でスマホを使用するには?ということで海外WiFiルーターのレンタルをおすすめしました。
これは何も準備しないで、海外で日本と同じようにスマホを使ってしまうと、後々高額請求が来てしまう恐れがあるためです。

スマホの通信は必要なくて、ずっと機内モードをONにしておくから関係無いや!と思ったそこのあなた!
機内モードをONにするだけでは、高額請求のリスクを完全に排除したとは言い切れません。
今回は、機内モード以外にも設定をいじることで、より安心してスマホ(iPhone)を海外で使用する方法をお伝えしようと思います。
機内モードだけでは不十分な理由

機内モードをONにし続けていれば、データ通信が行われることはありません。
しかし機内モードは、コントロールセンター(待ち受け画面で、画面最下部から上にスワイプすると出てくる画面です)から簡単にOFFにすることができてしまいます。
そのため、ふとした瞬間に機内モードをOFFにしてしまう可能性があるんです。
この状態で、アプリの自動アップデート等が設定されていると、データ通信を行ってしまいます。

ローミング設定をOFFにしよう
機内モードを誤ってOFFにしてしまった場合でも、ローミング設定がOFFになっていれば、通信が行われることはありません。
つまり高額請求の恐れがありません。

今回ご紹介するローミングOFFを機内モードONと併用することで、ダブルで高額請求のリスクを排除することができます。
ローミングとは?
そもそもローミングって何?という方もいるかと思いますので、以下Wikipediaからの引用です。
ローミング (roaming) は、携帯電話やPHS、またはインターネット接続サービス等において、事業者間の提携により、利用者が契約しているサービス事業者のサービスエリア外であっても、提携先の事業者のエリア内にあれば、元の事業者と同様のサービスを利用できることをいう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
日本国内であれば、契約している通信業者のカバー範囲となるため、ローミングについて全く気にする必要はありません。
しかし海外においては、契約業者の範囲外となってしまいます。
そのためローミングをONにしていると、現地の通信業者を使用することになってしまい、後々の高額請求につながってしまいます。
ローミングOFF設定の仕方
ローミング設定はデフォルトでONになっていますので、海外に行かれる方は必ずOFFにしておくことをおすすめします。
設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > データローミング > OFF
という順番になります。




モバイルデータ通信OFFでも可
ローミング設定OFFにする代わりに、モバイルデータ通信をOFFにしてしまう方法もあります。
どちらでも、海外で通信ができなくなるという点では変わりがありません。
しかし、モバイルデータ通信をOFFにすると、日本国内でご自身の契約業者との通信もできなくなります。

私は何となく、こちらのほうが安心感がありますので、モバイルデータ通信OFFを設定しています。
設定 > モバイル通信 > モバイルデータ通信 > OFF
という順番になります。

機内モードONとモバイルデータ通信OFFを併用する際には、設定の順番が大切です。
まずは、モバイルデータ通信OFFから設定しましょう。
先に機内モードをONにしてしまうと、モバイルデータ通信の設定がいじれなくなります。
まとめ
今回は、データローミングOFFの設定方法をご紹介させていただきました。
機内モードをOFFにしないことが最も重要ではありますが、もしOFFにしてしまった場合の対策を講じておけば、より安心してスマホを海外に持っていくことができると思います。
また知らない間にデータ通信を行ってしまう、アプリの自動アップデートを防ぐ方法は、別の記事で紹介しようと思います。


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