はじめに

皆さん古着に興味はありますか?
古着を着ると、人とは被らない個性的なファッションができます。
また当時の所有者がどんな着方をしていたか、時代背景はどうであったか過去に思いも馳せることもでき、その服に対しての愛着もわきます。
そしてジーンズみたいに、よっぽどのヴィンテージ価値があるもの以外は良質な服が安価に手に入れられることが多いです。
今回はそんな古着を購入することができる、ソウル市内の広蔵市場(クァンジャンシジャン)に行ってきましたので、アドバイスと共に紹介させていただきます。
どんなものが買える?
お店の写真は残念ながら撮っていないので、私が歩き回って得た印象をまとめます。
- ヴィンテージ古着というよりもレギュラー古着の方が多い印象でした。
- ヨーロッパやアメリカ、そして日本のドメブラの古着など、様々なアイテムの取り扱いがあります。
- スニーカーやバッグなど靴や小物も買うことができます。
- ショップ数はメンズとレディースが半々くらいだと思います。
- その中でも、特に多くの店で取り扱いのあったブランドは、Ralph LaurenやBurberry、North Faceであった印象です。

アメリカ軍の払い下げ品もあるかと期待しましたが、あまりおいてありませんでした。
価格帯は?

ほとんどの商品に値札が付いていません。
そのため店員と価格交渉をする必要があります。
明洞みたく日本語ペラペラな人はいないので、お互いカタコトの英語かジェスチャーでコミュニケーションが必要です。
交渉してみた
良さげなサイズでコンディションも良さそうなRalph Laurenのスウィングトップがあったので、値段を聞いてみました。

How much is this?

(電卓を見せながら)150,000ウォン

(ぼったくりすぎだろ、、日本の古着屋でも探せば7,000円か8,000円で買えるぞ)
OK…Thank you.
(他の商品を見始める)

(電卓をいじって)100,000ウォン?

(一瞬で3分の2になるってどういうことだ?やっぱりぼったくろうとしてるな)
No, too expensive.

(電卓を差し出して)
Price?

(あえて韓国内で買うのであれば)
40,000ウォン?

No.
韓国内の相場であれば適正だったかもしれませんが、日本でも購入できるものをあえて高い価格で買う理由はないので、撤退しました。
よくYoutubeで店員との交渉過程をアップされている方もいらっしゃいますが、日本の相場と大して変わらないなという方もいます。
コメント欄を見ても「ぼったくられているよ」というコメントもよく見かけます。
一方で、大量に購入している方の動画や韓国人の常連さんが買い物している動画だと、「ずいぶん安いな」という印象を受けます。

個人の旅行者の買い物だと、値引きはなかなか難しいかもしれません。
アドバイス
私のように、個人で少量の買い物をされる方へのアドバイスをまとめました。
欲しいアイテムの日本での相場を調べておく
まとめ買いであれば、交渉次第で安くしてもらえるかもしれない
偽物もあるかもしれないので、見分けられるようにしておく
カードは使えなさそうなので、少額の現金は大目に持ち歩いておく

古着は一期一会の世界なので、欲しいアイテムがあれば頑張って交渉して、お安く手に入れましょう。
アクセス

地下鉄1号線 鍾路5街駅 8番出口を出てまっすぐ行くと左手にこんな建物が見えてきます。
※ちょっとアングルが違うかもしれません。

建物の中はこんな感じで、市場になっていて、キンパやユッケを食べられる店もあります。

次にとにかく、この看板を探してください。JAPAN U.S.A ITALYという文字が目印です。
この看板の下に階段がありますので、そこが入り口になっています。

営業時間
9:00 – 19:00になります。
日曜日、祝日、旧正月などはお休みになるようですので、ご注意ください。

私は土曜日の朝一で行きましたが、まだ空いていないお店も多かったです。
お昼以降に行くことをおすすめします。
まとめ
今回は、ソウル市内の広蔵市場を紹介させていただきました。
市場自体も食べ物やお土産などもあって、楽しい場所ですので、ショッピングついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
古着は一点物ですので、いいアイテムに出会えたら、ぜひ価格交渉をしてみてください。


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